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家受験生の夏休み

 「夏を制する者は受験を制する」とよく言われます。中3生や高3生にとっては、それほど実感できないんじゃないかなと思います。私自身がそうでしたから。でも、長年家庭教師で多くの受験生を担当してきて、夏の大切さを実感しています。

 今までの私の指導経験では、高3の夏休み前から意欲的に勉強し始めた子は、10月か11月頃に成績が伸び始め、受験の直前には当初の志望校を十分狙えるようになることが多いです。志望校のレベルが高すぎる場合には届かないこともありますけどね。でも、2学期に入ってから頑張り始めた子は、成績が上がり始めた頃に受験となり、結局間に合わないことが多いです。
 では、なぜ成績が上がるまでに時間がかかるのか。成績を上げるのに有効なのは、不得意科目を克服することです。一般論として、得意科目は元々成績が良く、それ以上上げるのは難しいことが多いですが、不得意科目は成績を上げる余地がたくさんあります。例えば、得意科目が国語で不得意科目が数学だったとして、センター模試で国語は毎回150点,数学は1Aと2B合わせて80点取れていたとします。国語を50点上げて満点にするというのはほぼ不可能ですが、数学を50点上げて130点にするのなら、なんとかできそうですよね。このように、不得意科目を克服することで総得点を上げるというのはよくやることなのですが、不得意科目は、特定の分野というよりも科目全体が理解できていないというのがほとんどです。それを、まず全体を大雑把に理解することから始めて、細かい問題にある程度対応できるようにするのに時間がかかります。不得意教科でも、いったん成績が上がり始めると、理解が理解を呼んで芋づる式に理解が進むとともに、不得意の意識が薄くなり、さらに意欲的に勉強できるようになるので、相乗効果で成績が上昇します。でも、それが受験に間に合わなければ、意味がないですよね。

 このように考えると、受験生が夏休みに何をしなければならないかが、おのずと見えてきます。それは不得意科目を克服することです。夏休み中に克服とまではいかなくても、不得意意識を薄めるだけでも効果があります。ただ、ここで重要な注意が2つあります。まず1つめは、不得意科目の勉強を2学期になっても継続しなければ、効果がなくなるということです。これは分かっていただけると思いますが、盲点なのがもう1つの方です。そのも
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投稿者 プロの家庭教師の空間
カテゴリー 家暮らし

10.7.2更新


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